【冠環境構築記事】仲間大会メモリーオブガラル最終219位(7勝3敗) 感謝のボルスイクン!

はじめまして、初投稿のあしがみです。

SVが発売されたということで、某有名実況者の剣盾最後の仲間大会に参加したこと、たくさん遊んだ剣盾の記念として構築記事を書きました。

至らぬ点、拙い点もあるかと思いますが、最後までお読み頂けると幸いです。

 

【目次】

 

大会概要

対戦ルール:シングルバトル、シリーズ9と同ルール

参加者数:1,487人

開催期間:2022/11/13 20:00~2022/11/13 22:59

 

構築経緯

冠環境ということでが間違いなく使用率上位に来るだろうと予想し、それらとダイマックスで打ち合え、かつマークが甘いまけんきダイマックスエースとして据え、構築を組み始めました。

が明確に不利を取るポケモンを考えた時に、環境にいそうなのがを始めとしたいわタイプやぐらいと考え、それらに強く、型の誤認も狙えダイジェットも打てるを第二のエースとして採用しました。

次に、先発が安定するポケモンが欲しいと考え、型の誤認が狙えランクマで使っていて強かった襷を採用し、この3体を基本選出としました。

この3体では前のめりすぎるので、優秀なクッション役や壁構築の壁ターン稼ぎ役として、あくび+ステロ+交代技を使えるを採用しました。

ここまでで悪への対策が薄いと考え、対面で強いを採用し、最後は相棒枠のをパーティに加え、構築が完成しました。

 

 

個体紹介

ボルトロス

持ち物:いのちのたま

特性:まけんき

性格:ようき

努力値:155(4)-167(252)-97(52)-x-101(4)-171(196)

技構成:そらをとぶワイルドボルトかわらわり/でんじは

 

A:火力が欲しいのでぶっぱ

HB:A252振りギガインパクト媒体珠ダイアタックをステロダメ込で確定耐え

D:余り

S:最速103族抜き

 

本構築のエースで、選出率第一位です。マジで環境にぶっ刺さっていました。

サンダー対策でダイアタックを搭載したが多くいたこともあり、特性まけんきがかなり活きていたと思います。

にダイアタックを打たれた場合は返しのダイジェットで落とせ、キョダイカキュウから入られた場合はこちらのダイジェットで上を取れるので次のターンで落とせます。

唯一、ダイジェット→キョダイカキュウの順で打たれると負ける可能性がありますが、そんなシーンは一度もなかったです。

ただ、やはり先にを展開されたり、アタッカーはキツイので、後述すると併せて見ることを心掛けました。

技構成は、でんじはの枠が自由かなと思います。

 

スイクン

持ち物:オボンの実

特性:プレッシャー

性格:ひかえめ

努力値:204(228)-x-135-154(236)-136(4)-110(36)

技構成:ハイドロポンプれいとうビームエアスラッシュ/めいそう

 

H:耐久が欲しいので厚め

C:火力が欲しいので厚め

D:余り

S:ダイジェット1回で最速97族抜き

※余りの4をBに振れるがダウンロード対策で振っていません。

 

本構築の特殊エースです。

より通りが良い時はこちらをダイマエースとして選出したり、と同時に選出しても対戦の流れでこちらにダイマを切ることもありました。

は耐久型が多くアタッカーを想定されづらいため、めいそうを1回積んでダイマするとそのまま3タテしたこともありました。

Hに努力値を厚く振れば起点がなくても大抵の攻撃はしっかり耐えるので、オボンの回復を含め体力を7割ほど残しめいそう1積み状態でダイマを切れます。

ハイドロポンプをめっちゃ外すのと、めいそうを積んでいないと火力が物足りないのが難点でした。

技構成は、れいとうビームエアスラッシュ/めいそうが確定で、ハイドロポンプは命中安定のねっとうやなみのりもありかなと思います。

 

ヒヒダルマ(ガラルの姿)

持ち物:きあいのタスキ

特性:ダルマモード

性格:ようき

努力値:181(4)-186(204)-81(44)-x-76(4)-161(252)

技構成:つららおとし/がんせきふうじ/ほのおのパンチ/あくび

 

A:耐久とSに振る分以外で全振り

HB:A特化のじしん+つぶてをフォルムチェンジ込で確定耐え

D:余り

S:ぶっぱ

 

先発ド安定。タスキの行動保証があるので、困ったら後発としても投げていました。めっちゃ強い。

このポケモンはスカーフ一点読みされることが多く、そういう相手はこの1体でパーティを崩壊させることがよくありました。

がんせきふうじによるS操作、全く読まれないあくびによって相手のポケモンを流す、高い火力で雑に相手ポケモンを削って後ろのポケモンの攻撃圏内へ押し込むなど、状況によって柔軟な選択ができ、と組むことでへの対応力がすさまじかったです。

技構成は、つららおとし/がんせきふうじ/あくびが確定で、ほのおのパンチはフレアドライブでもありかもしれませんが、反動ダメがタスキと相性が悪いので、ほのおのパンチのほうが使いやすいです。

 

ユクシー

持ち物:たべのこし

特性:ふゆう

性格:わんぱく

努力値:181(244)-95-200(252)-x-152(12)-115

技構成:とんぼがえり/あくび/ステルスロック/まもる

 

明確な意図を持っての調整をしていませんので、目安にダメージ計算を載せておきます。

HB:A252振りの珠ダイアーク確2

   A特化悪のあんこくきょうだ確2

HD:C252振りの珠ダイジェット確2

   C特化のキョダイセンリツ+ダイストリーム確定耐え

 

あくび+ステロ+交代技+高耐久が強く、あくびループに入れて

起点作り、相手の壁やダイマ枯らしなど、パーティで唯一出来る役割を遂行してくれる影のMVPでした。

同じ役割ができるポケモンとしてがいますが、を採用しているのは対策のためです。

かわらわりがあるもののの初手センリツからの壁展開がキツく、を見たら投げたい枠としていましたが、仮にを採用した場合、ダイマせずフリーズドライ安定となるためです。

欠点としては、素のSが速いので、

1.とんぼがえりを相手の上から打ってしまう場面がある。

2.あくびを相手の交代技の上から打ってしまう場面がある。

ことです。2の場合、特にはこちらのあくびループをほぼ確実に下からのクイックターンで抜けようとしてくるので、まもるが刺さります。

そのため、技構成はこれで確定です。「まもる」の枠は「ふういん」もありかもしれませんが、まもるの汎用性が高すぎるのでまもるをオススメします。

特性ふゆうを忘れている人が多いのかじめん技を打たれる場面もあり、結構強かったです。

 

カプ・テテフ

持ち物:こだわりスカーフ

特性:サイコメイカ

性格:おくびょう

努力値:157(92)-x-101(44)-173(180)-137(12)-151(180)

技構成:ムーンフォースサイコキネシスひかりのかべ/リフレクター

 

HB:A特化のあんこくきょうだを最高乱数切り耐え

HD:C252振りの珠ダイジェットを最高乱数切り耐え

S:最速スカーフ抜き

C:余り

 

を一方的に縛れることがめちゃくちゃ強く、スカーフもあるのであらゆるポケモンに対面で勝ち易いポケモンでした。

雑に削って後ろのポケモンの攻撃圏内へ入れる、壁を貼って引く、最後のスイープ役と、その場その場で色んな選択肢が持てるのが強かったです。

ただ、色んな選択肢がある上にスカーフのため扱いが難しく、練度不足により使いづらさを感じるポケモンでした。特に、後ろから出てくるはがねタイプがキツく、少し読みが必要になるので、使いこなすには慣れが必要かなといった印象でした。

技構成は、ムーンフォースサイコキネシスまでが確定で、残り2枠はお好みです。はがねタイプへの打点としてきあいだま、通りの良いシャドーボールはありかなと思います。

 

フライゴン

持ち物:フィラの実

特性:ふゆう

性格:ようき

努力値:161(44)-145(196)-101(4)-x-102(12)-167(252)

技構成:じしん/スケイルショット/みがわり/りゅうのまい

 

HB:無振りクイックターンをみがわりが確定耐え

HD:無振りのねっとうをみがわりが確定耐え

S:最速

A:余り

 

上記5体を先に考えて、パーティの補完枠となるような型となりました。

でんき技の一貫を切るのはもちろん、相手パーティにがいると絶対出てくることに試運転中に気付いたので、ダイマックスを切りたい時にを起点に相手に圧をかける役をやってもらいました。

悲しい事にがHBだと無理やりじしんを受けてどくどくを入れられ、その後トーチカやさいせいりょくを絡めて受けられる事が頻発したので、みがわりを入れて突破できるようにしています。

このみがわりが結構偉く、のあくびからみがわり+りゅうまいの起点にしたり、速いSラインを武器に相手ダイマターンを枯らしたりと便利でした。

ただ、技範囲が狭く止まる相手が多いので、積んで全抜きというよりも相手ポケモンを後ろのの攻撃圏内へ入れる、ダイマを先に切らせて枯らすという動きが大事だと思います。

もちものは一度も混乱実が発動しなかったので別のものでもいいですし、そもそも採用理由が愛なので、全然違うポケモンでもいいかなと思います。

 

選出

のどちらにダイマックスを切るか、どちらが通りやすいかを考えて選出していました。どちらの通りも良い場合は、

基本選出:++

先発で相手パーティをかき乱して、その場の状況でダイマを切れば大体なんとかなります。

 

どちらかしか通せなそう場合:++or

先発から、有利対面ならつっぱり、不利ならに引いてあくび+ステロを絡める展開を狙います。

相手ダイマを枯らして、こちらのorダイマで返す展開が理想ですが、先にダイマを切ってもタスキを残せていればでスイープする展開も可能です。を上手く使うように立ち回るのが大切です。

 

基本選出で押せなさそうなサイクルや壁構築:+or+or

のあくび+ステロでテンポをとって、で通りの良さそうなほうを選出しダイマを切る展開を狙います。@1は相手パーティの並びで決めていました。



感想

結果を貼っておきます。

3年間の集大成という気持ちで仲間大会へ参加し、7勝3敗と大きく勝ち越せるパーティを構築できたのは良かったですが、振り返るといずれの負けもプレイング次第で勝てたなーと思います。

ただ、そこで負けてしまうのが今の自分の実力で、伸びしろだと思うので、SVでは剣盾以上にトレーナーとして成長したいと思います。

 

ありがとうガラル地方!